節税対策は魔法の言葉! |
おはようございます。
財務の「財」と人財の「財」、2つの財を結びつけることで、企業価値を高める
エンハンス戦略を構築する専門家の前田和人です。
「節税対策」
このフレーズで反応しない人はあまり経営者にはいない気がする。
税金を払いたくない!
折角頑張って稼いだのに税金に40%近くも持って行かれる!
利益が出ていなくても、多くの人が「節税対策」という言葉に
強い反応を示す。
だから、魔法の言葉!だといつも感じています。
私の書籍でも少し触れていますが。
↓
なぜ税理士は経営者の期待に応えられないのか
税金を出来るだけ払いたくない
という感情理解できます。
はい、でも経営なのだからその時の
その1期の一時的感情で、節税対策が果たして有効なのかどうか?
節税にも、
「支出を伴わない節税」
「支出を伴う節税」
「税金先送りの節税」
など色々あります。
1つの考え方としては、キャッシュフローで判断するということが必要ではないかと思います。
税金を押さえることが出来ても、その影響で現金の手残りが少なくなるような
節税対策が果たして、経営にとって本当に有効かどうか?
を基準に判断して行くべきでしょう。
「勘定」してほしいですね。税金を払いたくないという「感情」で判断していては
まともな経営は出来ないでしょう。
感情より勘定で(^_−)−☆
そもそも何の為に経営しているのか3年後5年後10年後にどういう会社にしたいのか?
のビジョンを明確にして判断してほしいものです。
保険の活用のときにも書きましたが、
(前の記事です。保険と財務)
スキームは正しくても
「全体最適」のなかで判断した時のそのスキームが正しいかどうか
スキームだけでは何事も判断を謝ります。
「節税対策」の言葉の意味を明確にして下さいね!
自分の節税の定義を会社の経営理念に照らしていくことで
方向性が出せるはずです。