2012年 05月 17日
適正な借入金額とは? |
おはようございます。銀行取引コンサルタントの前田和人です!!!
そもそも、借入金額の妥当なラインはどこ?という話を良く聞きます。
業種により違いますし、返済能力によっても違いますので、一般的な目安としてお話します。
<会社の平均月商の何カ月分の借入があるのか?>
銀行は平均月商にたいして、平均月商の何カ月分の借入になっているのかを見ています。(借入金平均月商倍率)
例えば年商12億円、12ヶ月で割って平均月商1億円の企業が、借入金総額3億円であれば、借入金平均月商倍率は3ヶ月ということになります。
借入金月商倍率の目安としては
0ヶ月~3ヶ月 借入金規模は適正
3ヶ月~6ヶ月 借入金規模は多い
6ヶ月~ 借入金規模は過大
一般的にはこういう感じになります。
こういうことを頭に入れておくと銀行との話もスムーズになります。
景気低迷の昨今ですので、借入金平均月商倍率というものは、新たな借入を行わなくても、売上が落ち込んでいくと高くなることになります。前期は適正な倍率だったのが今期は売上が低下してしまい、月商倍率が5ヶ月とか6カ月とかになることがあります。そうなると今日話している理論から判断すれば、銀行の対応が変わってくるということです。要するに融資に消極的になる、もしくは貸出金の回収に入ります。
この様な事態になった場合の銀行への説明は非常に重要です。日ごろからの付き合いもきちんと行い、こういう事態が予測できた時点で、説明を行えば、打開策を教えてくれることも多々ありますので真摯に対応するべきです。早め早めの対策が今後の銀行取引に大きく影響することは言うまでもありません。
オフィシャルホームページはこちらです。
↓
http://mmbrp.jp/
<編集後記>
多くの交流会に参加させて頂いております。銀行の人と話す事がないという経営者の方も非常に多くて驚いています。(私の予想をはるかに超えている感じです。)以前記事にも書きましたが、こちらからアクションを起こさないと銀行も振り向いてくれないことが多いのです。ぜひ、戦略的に銀行取引を考えて欲しいものです。
そもそも、借入金額の妥当なラインはどこ?という話を良く聞きます。
業種により違いますし、返済能力によっても違いますので、一般的な目安としてお話します。
<会社の平均月商の何カ月分の借入があるのか?>
銀行は平均月商にたいして、平均月商の何カ月分の借入になっているのかを見ています。(借入金平均月商倍率)
例えば年商12億円、
借入金月商倍率の目安としては
0ヶ月~3ヶ月 借入金規模は適正
3ヶ月~6ヶ月 借入金規模は多い
6ヶ月~ 借入金規模は過大
一般的にはこういう感じになります。
こういうことを頭に入れておくと銀行との話もスムーズになります。
景気低迷の昨今ですので、借入金平均月商倍率というものは、新たな借入を行わなくても、売上が落ち込んでいくと高くなることになります。前期は適正な倍率だったのが今期は売上が低下してしまい、月商倍率が5ヶ月とか6カ月とかになることがあります。そうなると今日話している理論から判断すれば、銀行の対応が変わってくるということです。要するに融資に消極的になる、もしくは貸出金の回収に入ります。
この様な事態になった場合の銀行への説明は非常に重要です。日ごろからの付き合いもきちんと行い、こういう事態が予測できた時点で、説明を行えば、打開策を教えてくれることも多々ありますので真摯に対応するべきです。早め早めの対策が今後の銀行取引に大きく影響することは言うまでもありません。
オフィシャルホームページはこちらです。
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http://mmbrp.jp/
<編集後記>
多くの交流会に参加させて頂いております。銀行の人と話す事がないという経営者の方も非常に多くて驚いています。(私の予想をはるかに超えている感じです。)以前記事にも書きましたが、こちらからアクションを起こさないと銀行も振り向いてくれないことが多いのです。ぜひ、戦略的に銀行取引を考えて欲しいものです。
by kazutomaeda
| 2012-05-17 06:12
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