貸借対照表 超初心者編 ① |
こんにちは、銀行コンサルタントの前田和人です。
今日も訪問いただき、ありがとうございます。
決算書の勉強という事で、超初心者向けの記事になりますので、ご了承ください。
<貸借対照表>
手持ちの現金1,000を出して商売をスタートさせます。
仮に前田商店とします。
貸 借 対 照 表
現金 1,000 資本金 1,000
これが貸借対照表の基本計です。
英語では「バランス・シート」と言います。
略して「B/S」ということもあります。
出資した1,000は前田のお金ですが、前田商店に出資したことで前田商店の所有になります。貸借対照表は前田が出した現金(左側の数字)と前田商店の資本金(右側の数字)が同じ金額ななる、いわゆるバランスがとれることから「バランス・シーと」と呼ばれるのです。
次に店を開くには土地と建物が必要なので、現金を400払って土地を買うと1,000の現金から400減り600となります。その代わり土地が400増えるということになります。あくまでも左右の金額合計は変わりません。(だからバランス・シート)
貸 借 対 照 表
現金 600 資本金 1,000
土地 400
合計1,000 合 計 1,000
現金や土地のように商店にとって役立つものは総称して「資産」と言います。だから、現金という資産が減り、土地という資産が増えた。ということになります。
これから必要になる、建物や商品も商売に役立つ「資産」だから同じように左側に記載します。
では、次は建物を購入します。建物が300するので、また、現金を減らして建物300を追記します。そして備品200を購入します。
貸 借 対 照 表
現金 100 資本金 1,000
土地 400
建物 300
備品 200
合計1,000 合 計 1,000
ここまでで商売が出来る体裁が整いました。
しかし、商品がありません。
この続きは次回ということでお願いします。
<編集後記>
解りやすく書くとは難しいですね、ほんと。しかし、経営を続けていくためには避けては通れない道です。このブログで少しでもお役にたてればと思い書いてみました。ご意見・ご感想など是非コメントいただけるかメールを送っていただけると記事を更新するモチベーションになりますので宜しくお願いします。(メールアドレスはページの右側にあるfacebookのバナーに表示されております。)