叱ることが苦手なあなたへ |
おはようございます。
財務の「財」と人財の「財」、2つの財を結びつけることで、
企業価値を高める エンハンス・バリュー・パートナーの伊達 亜矢です。
街のあちらこちらでイルミネーションが
クリスマス仕様になってきましたね。
今年は、どんなプレゼントが届くのか?
いつになっても夢だけは見続けようと思います(笑)
今月、弊社講座の「幹部力」養成講座で
部下の“ほめ方・叱り方”の際
受講者のお一人が「私は部下を叱るのが苦手です」と
真剣な顔をしておっしゃいました。
部下を叱るのが苦手なリーダーの方達、意外と多いんです。
いかがですか?
そこで、今日は【叱る】をテーマにお伝えします。
どんな時に部下を叱りますか?
ご自分の“叱る”を棚卸してみて下さい。
そこに“叱る基準”はありますか?
2つのケースをイメージしてみて下さい。
A:就業時間1分過ぎて事務所に入ってくる部下
B:就業時間10分過ぎて事務所に入ってくる部下
同じ基準で叱りますか?
AとBの叱り方が違うようあれば“叱る基準”が合っていないと
いう事になり相手にも伝わりにくくなります。
まずは、“叱る基準”を決めることです。
“叱る基準”はさまざまですが、例えば
「お客様を向いていない時」
「自分の感情で話している時」
この様に“叱る基準”が明確になると
統一感が出て部下へのメッセージ性も高まります。
では“叱る”とはそもそも何でしょうか?
先ほど自身が部下を叱る内容を
棚卸して頂きましたが何故叱るのか
“叱る基準”が見えてきましたか。
“叱る”とは
『相手を望ましい方向に正し、自発的に行動させていくこと、
成長する可能性がある点を見出し、言葉にして伝え、気づかせること』
です。
叱る行為は
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問題提起、改善提案
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一方『怒る』という行為もあります。
これは、相手に自分の感情をぶつけていること。
自分の感情を一方的に吐き出すだけで、自分の意見、
思考を伝えることは難しく何も答えは得られませんね。
今日はここまで。
次回は【叱っても感謝される】ついてお伝えしますね。
今日も素敵な1日をお過ごし下さい。