2015年 05月 10日
目標と目的の違い |
おはようございます。
人財の「財」と財務の「財」、
2つの財を結びつけることで、
企業価値を高める
エンハンス・バリュー・パートナーの
前田和人です。
みなさまも2014年の目標は立てられてますか?
過程は順調ですか?
目標と目的の違いを書いてきますね。
1・目標は目的のためにある。
目標は目的を達成するためのステップです。目
的を達成するために目指すべき行動やその道し
るべが目標になります。目的があってこそ目標
とするものが得られることを覚えておいてくだ
さい。
2・目標は具体的に目的は抽象的に。
目的は「幸せになる」といった概念的なもので
あっても、目標はその目的を叶えるための道し
るべとなります。目標は具体的にクリアできる
手段や方法が分かるものでなければ目的までの
道筋が立たないということになります。
3・目標は見えるもの目的は見たいもの。
目標は目的に向かうための道しるべなので、そ
の目標に向かってどう行動したら良いのか分か
らなければなりません。そして、その目標に到達
することでそれまで目的としていたものにより近
づいたと感じられれば、その道筋は間違っていな
いということになるでしょう。
4・目標は過程、目的は行き先。
目標とは目的に至るための道筋であり、過程とな
ります。ひとつの目標を達成した先で目的により
近づくための方向を見極め、次の目標を定めて進
んでいくことでのみ目的を叶えることが可能にな
ります。
5・目標は複数、目的は一つ。
目的に向かい目標を定めて進んでいく中では、ク
リアする目標は一つとは限りません。またひとつ
の目標をクリアした時点で、目的に向かう道筋が
いくつも枝分かれすることもあり得ます。その人
の能力や目的の大きさによって目的へのアプロー
チの違いもあるでしょう
大きな目標をクリアして一足飛びに目的に向かう
方法もありますし、細かい目標をいくつも設定
し、地道にクリアする事で着実に目的に向かう方
法もあります。
ただ、重要な事は「二兎追うものは一兎も得ず。」
ということです。複数の目的を目指して目標を掲げる事は困難です。
ひとつの目的に対して、必要な目標を掲げクリアしていくことが大事です。
6・目標はあきらめても、目的はあきらめない。
また、ひとつの目標を達成しても目的に近づかない場合もありえます。
今向かっている目標よりも別の目標を叶えた方が、
早く目的を叶える事もあるでしょう。
大きな目的を叶える為には、進む方向を見極めて、
目標を常に更新する事も必要となります。
大きな目標に向かい挫折したとしても、
目的を見失わない事が大事です。
目的を見失う事がなければ
別のアプローチを試みる事は可能ですから。
7・目的は目標の先にある。
「目標」は「目的」に至るための過程なので、目標
をクリアしなければ目的には近づく事はできませ
ん。先ずは目的に向かって、クリアすべき目標を立
てる事です。目標は大きくなくても良いのです。自
分がクリアできる範囲で目標を立て、目的を見失わ
ずにいくつも目標をクリアしていきましょう。目標
をクリアする過程で、目的の見え方、捉え方が変
わってくる事も考えられますので、常に目的を見据
えることを忘れずに行動する事です。
目標を立てて行動することは、やはり
大事なことです。しかし「目的」を明確にしてお
かないと、目標を立てても行動に転換出来ないこ
とが多いと思います。目的が明確になっていれ
ば、目標は変えても良いのです。目標を立てて行
動していく中で、目的達成のための新しい目標が
できてもいいですし、目標が変化してもなんの問
題もありません、もちろん、行動してからの話で
すけどね。
少し数字の話もしておきます。売上目標などが代
表的ですが、数字だけに一喜一憂しない事も大事
です。売上は相手に依存するからです。自分の
力だけではコントロールできません。(ここ大事
です。)売上目標を達成するためにどんな行動をし
たか?その行動によって、「何を得られるか?」に
焦点を当ててください。目標はクリアしなくては
なりません。そのために行動をする訳ですが。。。
それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください\(^o^)/
by kazutomaeda
| 2015-05-10 11:44
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