2013年 12月 18日
借入って何? |
おはようございます。
エンハンスコンサルタントの前田和人です。
今日は「借入」について考えてみたいと思います。
借入というと拒否反応を示す方も多いみたいですね。
私は銀行員だったので、あまり抵抗はないのですが
貸借対照表で言うと借入は他人資本になります。
他人資本=負債ですね
他人資本(負債)には
買掛金、未払金、借入金、などがあります。
買掛金も負債
未払金も負債
借入金も負債
です。
キャッシュフローを良くする為には
売掛金の回収を早くして、買掛金等の負債の支払いを遅くする
ことが書籍などでは推奨されています。
確かに理論上は支払いを遅くすれば、現金は滞留する時間が長くなります。
買掛金の支払いを遅くすれば、するほど、現金は残ることになります。
では、買掛先はどうなるのでしょうか?
当然、キャッシュフローは悪くなります。
完全に取引先との力関係に左右されますからね。
その力関係でキャッシュフローを良くして本当に商売が上手くいくのか?
非常に疑問です。
商売は信頼関係で成り立つものだと思う前田には、違和感が残ります。
そもそも借入に拒絶反応を示すのは何故でしょう?
一般的に「借入」というと
家を購入する場合の「住宅ローン」
車を購入する場合の「オートローン」
などが一般的ではないかと思います。
家にしても車にしても、欲求を満たすものではないかと思います。
物欲を満たす為に欲しいものですが、それ相応の金額になるので
ローン(借入)を組むのです。
住宅ローンやオートローンで家や車を購入すると、生活が便利になる。
欲求が満たされる。ということであって、家や車が何かしらの利益を生むことはありません。
ただし、事業をしていての借入は、何かしらの利益を産む為の投資なのです。
そもそも個人の借入と事業性の借入は意味合いが全く違うのです。
借入過多で倒産!!!
なんて記事もよく目にします。借入が多すぎて返済出来なくなった!
ということです。
冷静に考えて下さい。
何故、借入の返済が出来なくなったのか?
それは単純に利益が出ていないからです。
商売が機能していないからです。
利益が出ていないから、借入の返済が出来なかったのです。
借入が要因で倒産しているのではありません。
利益が出ていないから、現金がなくなったから
倒産しているのです。
倒産の原因は借入ではなく、利益が出ずに現金がなくなったからです。
借入についての認識がどうも可笑しいと感じたので、こんな記事を書いてみました。
商売は現金がなくなるとつぶれます。
困ってから、銀行に借入の相談をしても、なかなか想い通りに借入は出来ません。
資金的余裕があるときに借入申込をするべきです。
困ったときに銀行が助けてくれなかった。
どれだけ、キチンと銀行と取引をしていたのでしょうか?
銀行は雨降りには傘を貸さないと言われます。
銀行も取引先の一つです。
小雨の時には貸してくれるくらいの信頼関係構築心がけて下さい。
商売はリスク管理です。
お金がなくなると会社はつぶれます。
エンハンスコンサルタントの前田和人です。
今日は「借入」について考えてみたいと思います。
借入というと拒否反応を示す方も多いみたいですね。
私は銀行員だったので、あまり抵抗はないのですが
貸借対照表で言うと借入は他人資本になります。
他人資本=負債ですね
他人資本(負債)には
買掛金、未払金、借入金、などがあります。
買掛金も負債
未払金も負債
借入金も負債
です。
キャッシュフローを良くする為には
売掛金の回収を早くして、買掛金等の負債の支払いを遅くする
ことが書籍などでは推奨されています。
確かに理論上は支払いを遅くすれば、
買掛金の支払いを遅くすれば、するほど、
では、買掛先はどうなるのでしょうか?
当然、キャッシュフローは悪くなります。
完全に取引先との力関係に左右されますからね。
その力関係でキャッシュフローを良くして本当に商売が上手くいく
非常に疑問です。
商売は信頼関係で成り立つものだと思う前田には、
そもそも借入に拒絶反応を示すのは何故でしょう?
一般的に「借入」というと
家を購入する場合の「住宅ローン」
車を購入する場合の「オートローン」
などが一般的ではないかと思います。
家にしても車にしても、欲求を満たすものではないかと思います。
物欲を満たす為に欲しいものですが、それ相応の金額になるので
ローン(借入)を組むのです。
住宅ローンやオートローンで家や車を購入すると、
欲求が満たされる。ということであって、
ただし、事業をしていての借入は、
そもそも個人の借入と事業性の借入は意味合いが全く違うのです。
借入過多で倒産!!!
なんて記事もよく目にします。
ということです。
冷静に考えて下さい。
何故、借入の返済が出来なくなったのか?
それは単純に利益が出ていないからです。
商売が機能していないからです。
利益が出ていないから、借入の返済が出来なかったのです。
借入が要因で倒産しているのではありません。
利益が出ていないから、現金がなくなったから
倒産しているのです。
倒産の原因は借入ではなく、
借入についての認識がどうも可笑しいと感じたので、
商売は現金がなくなるとつぶれます。
困ってから、銀行に借入の相談をしても、
資金的余裕があるときに借入申込をするべきです。
困ったときに銀行が助けてくれなかった。
どれだけ、キチンと銀行と取引をしていたのでしょうか?
銀行は雨降りには傘を貸さないと言われます。
銀行も取引先の一つです。
小雨の時には貸してくれるくらいの信頼関係構築心がけて下さい。
商売はリスク管理です。
お金がなくなると会社はつぶれます。
by kazutomaeda
| 2013-12-18 08:22
| 銀行取引